第8回ワークショップ
2013年11月4日 七ヶ浜国際村
今回は、すでに着工が始まっている防潮堤の工事現場を見るとともに、宮城県仙台土木河川課の方からの図面資料等を確認し、意見を出し合いました。
七ヶ浜町では海抜高6.8mで断面が台形状のコンクリートの防潮堤建設が計画されており、菖蒲田浜の一部区画ではすでにブロックで積まれた斜面や階段が出来上がっています。
防潮堤を乗り越える階段は2m幅のものが100m置きに作られます。しかしこれまでのワークショップでは、緊急時に浜にいる子ども・高齢者・障がい者が砂浜を数十メートル走ったり斜面をよじ上っていくことは不可能なため、防潮堤の斜面全面を階段状にしてほしいという意見がでていました。
これを県と町の担当者に相談したところ、技術的には可能であるが予算的には難しいとのことでした。
今回のワークショップでは、県から提示された3パターンのコンクリートブロックのうちどれがいいか考えるとともに、防潮堤や町の復興のあり方について話し合いました。以下ワークショップで出てきた意見です。
■防潮堤について話し合われた意見・障がい者・高齢者への配慮が足りない
・コストに難があるなら提示すべき(税金だから)
・誰もが使うものをコストだけで考えていいのか
・津波に対しての効果や、形状についての根拠がわからない
・防潮堤の寿命は?ブロックに穴があいているため中の土が流れ出し下に凹むのではないか
・そもそもいらない(後背地に人が住まないから今は防潮堤は必要ない)
・作るならフラットな斜面ではなく足がかりのある凸型のブロックが良い
・提示されたブロックの選択肢のそれぞれの特徴・メリットがわからない
・「海にいる人の逃げやすさ」だけにフォーカスすべきではない
・「決まってない計画は見せられない、決まった計画は変えられない」というのはおかしい
■以上を踏まえた上で今後私たちができること
・計画がすでに進んでいるため現状を容認or反対して他の案を出す
・全体の計画を考えて町に訴える必要がある・選択肢を住民が選べるようにする必要がある
・常に声を発していく
・情報収集・発信して行ける場を作る
・まず情報開示してもらい、現状を「見える化」する
・継続して行く
・意見を集めるためのSNS活用

